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IPH工法について
IPH REPAIR METHOD

ep.2 LOG –Lantern Onomichi Garden-
1963年に建築された古い共同住宅が尾道の新たなシンボルとなる施設へ
Before
After
ストーリー
STORY
~ 共同住宅として誕生 ~
  • 1963年に尾道の千光寺山の中腹に鉄筋コンクリート造のアパートとして誕生しました。
  • 建物は東西方向の棟と南北方向の棟がL型に建てられ、参道の階段に合わせるように段差が付いている住戸もあります。
  • 建築から50年以上、雨の日も晴れの日も、寒い日も暑い日も、24戸の住居が尾道水道を望みながらたたずんできました。
~ プロジェクトスタート ~
  • 2014年このアパートを改修し、尾道を活性化する施設へのリノベーションプロジェクトがスタートしました。
  • 設計はインドの世界的な建築家ビショイ・ジェイン氏が手掛けることになり、何度も尾道へ足を運んだそうです。
  • 敷地につながる道は階段だけで、車も進入できず、重機の搬入、廃棄物の搬出など難題ばかりの厳しい現場です。
  • 内部仕上げ材の解体から始まり、コンクリートの躯体を現すように進んでいきました。
  • 現れた柱、梁、壁、スラブのそれぞれの部位に初期欠陥が目立ち、そのままでは活用できない状態でした。
  • 車も入って来られない場所でのコンクリート打設が、建設当時、相当大変なことであったのだと想像できました。
~ IPH工法の活用 ~
  • この施設の構造体をよみがえさせるには、IPH工法が有効であると、構造設計の担当者に薦めていただきました。
  • 柱、梁、壁、スラブのすべての部位にIPH工法が施工され、劣化した部材を健全な状態に戻した上で、仕上げ工事に取り掛かりました。
~ リニューアルオープンへ ~
  • この工事に携わるすべての関係者たちの4年半に渡る苦労の末、2018年12月「LOG」としてOPENしました。
  • 敷地の中には、門や木造家屋、庭園は古いまま残し、新しいものとの融合を図っています。
  • 宿泊施設のほか、バー、カフェ、ギャラリースペースを兼ね備えた、新たな尾道のシンボルのひとつとなる施設へと甦りました。
新建築 2019年2月号掲載
建築設計
スタジオ・ムンバイ、六車誠二建築設計事務所、せとうちホールディングス、
奥田建築事務所
構造設計
カナイ建築構造事務所、エスティー・ワイズ
施  工
増岡組 広島本店、フェイス